スペイン-グラナダgranada の陶器
~光と影を象徴した白に藍色の陶器~
8世紀に入って北アフリカから侵入したイスラム教徒たちが、
美しい釉薬を施した陶器とその技法をスペインに持ち込んだ
ところがグラナダです。
「赤い城」を意味する「アルハンブラ宮殿」はスペインにおける
イスラム芸術の粋なところであり、光・影・水・緑をテーマに
その華麗さと荘激さは素晴らしいものです。
藍色の重さと輝きが白い生地を光らせ、しかも静かな美しさがあり、
絵柄はグラナダの紋章のザクロ・花・実・葉が必ず描かれている。他に
動的なポーズの鳥の絵、藍と緑の二色で絵付けされたものがある。
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